“JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)による体験談”を実施

1月17日(火)と2月14日(火)のロングホームルーム時にそれぞれ“JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)による体験談”を実施しました。 カンボジア・コンポンルアン水上村でのさまざまな体験を聞き、一人一人が改めて自分の将来について考え直す良い機会となりました。

講師:高橋真也氏
テーマ:「みんなの持っている宝物」

JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)による体験談01
JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)による体験談02
JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)による体験談03
JLMM(日本カトリック信徒宣教者会)による体験談04

~生徒感想文より~

(1年生)
 ボランティアの方々が一番大変なことは「(言葉を)話せないこと」と言われていましたが、確かにそうだろうと思いました。現地の言葉にもいろいろあって、違う国どうしが暮らしているので、難しそうだとわかりました。「あたってくだけろ」と言っていましたが、私も、どんどんあたって行こうと思います。何事も考えてやることも大切なのですが、行動をして初めてわかることもあるので、私自身ももっとそのぐらいの気持ちで取り組んでいきたいです。

(2年生)
 カンボジアに水上村があるというのは初めて知り、その生活の様子に衝撃を受けました。しかし、そんな生活環境の中で泳ぐ子供、物を船の上で売っている人など、様々な人が楽しそうに過ごしている写真を見て、「豊かだから幸せ」というわけではないと改めて実感しました。「(水上村は)動画の何倍も楽しいよ」とおっしゃっていた高橋さんの顔はすごくキラキラしていたので本当に楽しいんだなと思いました。人種や言語が違っていても、気持ちは通じ合えるというのも高橋さんの話から知ることができました。

(3年生)
 3年間ボランティア活動を続けてきましたが、誰かのために、と建前だけで動いていた自分があったのではないかと気づかされました。高橋さんは自分のやるせなさからボランティアの意味を知ったということを話してくださり、誰かのためを本当に思うのだったら、そういった悔しさや悲しさを生み出すものだと初めて知りました。誰かのために何かをすることは、必ずしも気持ちが良いものばかりでなく、誰かのために自分が後悔したり、悲観することも大事なのだと思うと同時に、それが本当のボランティアなのだと学ぶことができました。
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